【激務薄給】パーソナルトレーナーの年収はなぜ低いのか
2020.06.28
パーソナルトレーナー年収

ダイエット、ボディメイクのお役立ち情報を新宿区神楽坂パーソナルジムのプロトレーナーがパーソナルトレーナーの年収はなぜこんなに低いのかについて発信しています

上地 裕作


・パーソナルジムGAIN 代表
・JBBF 2018関東メンズフィジーク選手権 準優勝
・ベストボディ・ジャパン2017東京オープン大会 ミドルクラス グランプリ受賞

・得意分野 ボディメイク、ダイエット

新宿区、神楽坂の貸切パーソナルジム GAIN で代表をしている 絶対ダイエット請負人の上地裕作です。

私自身、パーソナルトレーナーはクライアント様の人生を良くも悪くも変えられる素晴らしい職業だと思っています。

一方、フィットネスジムに常駐しているトレーナーさんの給料は驚愕の低賃金が現実で、超絶ブラックが横行しています。

今回はその理由と年収UPの条件を私なりの見解を交えて書いて行きたいと思います。

フィットネスジムのスタッフの9割がフィットネスとは無関係の仕事だから

日本の平均年収
日本の平均年収

パーソナルトレーナーの平均年収はおよそ360万円と言われています。これは平均ですから、中央値は300万を下回る可能性もあります。
不景気が続く日本ですが、社会全体の平均年収は436万円なのでいかにパーソナルトレーナーが低賃金かわかります。
名前は出しませんが、一般的な大手フィットネスジムに常駐している正社員の方でも、大部分の仕事が

  • 清掃
  • 受付
  • 入会案内

に追われています。むしろこれが9割と言っても過言ではありません。

中にはパーソナルトレーニングで顧客を持っている方もいますが、実際はそう多くありません。(大手ジムだと勤務外にパーソナルトレーニングをやらされるそう)

パーソナルトレーナーとして入社したのに、なんで雑用ばかりやらされるんだよ!

このように憤慨するトレーナーを見かけることが多々あります。

私自身も、開業前はトイレ掃除なんてやりたくねぇよ!入会案内は俺の仕事じゃない!と思っていました。

実際、一般的なフィットネスジムでパーソナルトレーナーをつけるお客様はごく少数で、パーソナルをつける場合はパーソナルジムに行きます。
フィットネスジムに所属するトレーナーが満足できるほど顧客はつかないのが現実なのです。
(誤解を恐れずに言えば、パーソナルの営業があまり上手くないのかも)

顧客がいないのだから、当然仕事は雑用が多くなります。

しかし、雑用に支払われる給与、高いわけがありませんよね。(月30万円もらえたらかなり良心的)

利害関係から見る低賃金の理由

パーソナルトレーナー

一般的に、どんな事業でも下図のように利害関係が成立します。

事業というのは、まず投資した人間(株主)が経済的に満足しなければ失敗とみなされます

1000万円を投資したのに、10年経過して100万円しか回収できない事業に誰も出資しないですよね?

少なくとも、1000万円以下でできる小規模事業であれば2年以内に回収し、収益を期待するのが通常です。

上記の図では株主と代表が別人格になっていますが、小規模事業者では同一人物が担っていることがほとんどです。

したがって、オーナーからするとスタッフへの給料は会計上「費用」であり、売上が立たない状況では一番の無駄な支出になります。

一般的なフィットネスジムは、会員様一人からいただける月料金は1万円が限界で、安いと5000円のようなジムも少なくありません。

5000円/月だとすると、一日換算で166円です。会員様が100人いても日商わずか16600円なのです。

500人いたとしても日商8万円です。かなりの規模で支出も多いのに、月商でわずか240万円です。

このような「安かろう悪かろう」、最安値こそ正義のような経営は、体力のある大手が得意とするスタイルですが

大手フィットネスジムのトレーナーが満足できる給料を手にすることは上記を踏まえるとほぼ不可能でしょう。

「安い」とは、誰かの犠牲の上に成り立つ産物なのです。 この場合は従業員の犠牲ですね。

フィットネスジムトレーナーの年収が低い原因は “薄利多売” “差別化困難” “雑用が主な業務だから”にあると思います。

パーソナルトレーナーの年収が低いのは、参入障壁がゼロだから

言い換えれば、誰でもできる仕事だからです。
というのも、待遇の良い職業というのは大抵ハードルが高いものです。医者や弁護士、公認会計士などは失明寸前になるくらい自分を追い込んで取った勲章であり、その見返りとして国家から独占業務という素晴らしい?既得権益を受けるのです。


しかし、パーソナルトレーナーというのはいわゆる資格が必要ありません。
開業時の許認可も全く必要ないため、誰でも開業でき、素人でも今日からパーソナルトレーナーを名乗ることができてしまいます。
そのため自身の身体すら鍛え上げていない人がパーソナルトレーナーをやっているのが実態です。
いわゆる技量不足の人は、当然ながらお客様を獲得できないどころか、ジム側も大切なお客様を当てがおうとしません。
このような“自称”パーソナルトレーナーが平均年収を押し下げている可能性があると言えるでしょう。

神楽坂パーソナルジム GAINを開業して年収は上がった?

私自身パーソナルトレーニングジムGAINを経営して約1年が経ちました。
結論から言えば、年収は当時に比べて格段に上がりました。
しかし、以前はパーソナルトレーナーの価値を過大評価していたなと反省しています。
というのも、フィットネスジム常駐型業務委託での報酬が約60%と高かったため、それが相場だと思い込んでいたからです。

実際は、トレーナーとしての能力の他にジム経営に欠かせない能力がてんこ盛りなのです。
会計知識、法務知識、ウェブマーケティング、デザイン能力等々
パーソナルトレーニングができるだけでは、絶対に経営はうまくいかないと感じました。
当店のような完全貸切ジムを運営していると、キャパ上必ず売り上げに限界がきます。
仮に常駐型業務委託をお願いした場合、とてもじゃないけど60%なんて支払えませんし、支払う価値がないと思っています。

ジム側からすれば、お客様からいただく報酬が運転原資の全てなので、ジムの売上が高いほどトレーナーに支払える報酬も増加するのが大原則になるのはわかるでしょう。
しかしそれはトレーナー自身が自ら集客してきた場合に限ると思います。ジムが顧客を当てがって60%の報酬というのは、到底ふざけた話だと思います。
(フィットネスジムの常駐業務委託なら全く問題ないですが)

どうすれば高い年収を得ることができるのでしょうか?

  1. 規模の大小を問わず、単価が高いパーソナルジムで働く
  2. 価格勝負せず、実力で多くの顧客を獲得しているジムで働く
  3. 独立開業する

この3択しかありません。

1、2のようなジムは、当然ですがトレーナーの資質を厳選します。自称パーソナルトレーナーは採用されないでしょう。

トレーナーとして、ビジネスパーソンとして優秀なら高給でも雇い入れるし、優秀でないなら採用はされません。

では具体的にどのようなトレーナーが優秀と言え、高い年収を獲得できるのでしょうか。

私なりに考える優秀なトレーナーとは

1 背任行為をしないトレーナー

パーソナルジム は、良くも悪くも箱にお客様がつくビジネスではなく、人にお客様がつくビジネスの典型例です。

会員様はジムの財産であり、運営していく上で何よりも大切な方々なのに、それを引き抜いて独立するならず者がいるのも事実。

このようなトレーナーは業界からも淘汰されています。

2 お客様のニーズにいち早く気づけるトレーナー

お客様は十人十色、求めるものも全員違うのです。お客様の立場に立って、どうして欲しいのかを察知する能力は必須です。

3 勉強を欠かさないトレーナー

私見ではありますが、パーソナルトレーナーは美容師に似ていると思うのです。(違ってたらすみません)

カットの技術はある一定まで行くと美容師間で大差がなく、重要なのは美容師としての技術ではないと言われたことがあります。

その美容師さん曰く、大切なのはお客様に毎回新しい発見を与えることだとおっしゃっていました。

4 いつかは独立を考えているトレーナー

やはり、チャレンジ精神のある人間は好まれる傾向にあると思います。

私がトレーナーを採用する際、最も重要視するのがこの「独立野心」の有無でしょう。また、それを見据えてしっかりとマーケティングができるトレーナーは重宝されると思います。
誤解を恐れずに言えば、ジム側からすると、トレーニングを指導できます!ということ自体に価値はありません。
できて当然、特別な能力ではないのです。高い年収を望むのであれば、ジムに顧客をつけてもらうだけでなく、自身でしっかりと集客する習慣をつけることでしょう。

その手助けができるという楽しみもありますし、協力共栄して事業を発展させて行きたいと感じるからです。

年収UP?フリーランストレーナーという選択

一般的にフリーランストレーナーは単価が高くなる傾向があります。

大体顧客単価の50%程度が報酬の相場になっているようです
売り上げが大きく立っている複数人式パーソナルジムや、フィットネスジムなら可能でしょう。
逆に、キャパシティに限界がある貸切パーソナルジムでこれを実現することは相当困難です。

ただし、フリーランスもひとえにメリットだらけというわけでもありません。
個人事業主という職業柄、大きなデメリットも付いて回ります。

メリットデメリット
常駐業務委託・ジムからの委託量次第で大きく年収が上がる
・時間的拘束を受けない
・収入が不安定になりやすい。
・社会保険に加入できない。
・福利厚生などが一切ない
・確定申告作業が入る
・突然の契約解除リスク
正規雇用・有給などの福利厚生、社会保険に加入できる
・業績に応じて賞与を受けられる
・会社から様々なサポートを受けられる
・基本的に解雇されない
・爆発的な年収UPはない
・時間的拘束がある
・上司との社会的ストレスを受ける可能性

まとめ

いかがだったでしょうか。
今からパーソナルトレーナーとして働く方へ最良のアドバイスをするとすれば

まずはパーソナルジムで正社員として働き、多くの恩恵を受けながら経営に関する勉強、マーケティングに対して積極的に行動していくことがベストと言えます。
時が熟した時に、独立したい旨を社長に話してみるといいでしょう。
良き先輩ビジネスパートナーとして以降のビジネスにつなげられる可能性が高いと思います。

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